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「松枯れ再生募金」の終了と寄附への御礼
社団法人秋田経済同友会は県内の砂防林や松林で「松くい虫」によって松が立ち枯れている現状を憂え、平成17年6月から「秋田のみどり再生運動」に取り組み、同時に植樹や枯損木の伐採事業費として「松枯れ再生募金」をスタートさせました。
募金総額は平成24年3月7日現在で48,244,856円(利子含む)に達し、このうち35,520,532円を植樹や枯損木伐採等の事業に充当、助成、残高は12,724,324円となりました。
秋田のみどり再生運動は当初、5年間の運動として始まりましたが、その期間も過ぎ、現在は7年目に入っております。このため、本会としての活動を終了しますが、この運動の思想を引き継ぎ、息の長い活動に取り組んでもらうため、松枯れ募金の残高を、砂防林のみどり再生に熱心に取り組む秋田市新屋の特定非営利活動法人「松林・あらや」(小野良治理事長)へ900万円、能代市の「風の松原」の保全活動を進める特定非営利活動法人「能代松林保全研究会」(高田克彦理事長)に370万円を寄附することにし、3月6日に両法人へ贈呈いたしました。
なお、寄附金額は両法人の向こう5年間の事業計画などを勘案し決定しました。寄附金は事務費や人件費など法人運営のための経費には使用せず、みどり再生のための事業費のみの使用に限定しております。
「松枯れ再生募金」へのこれまでのご協力に心より感謝申し上げます。
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