活動・お知らせ

  • 道路整備促進委員会
  • 新年度活動方針、継続し協議へ

    【第2回道路整備委員会】(1月30日、秋田ビューホテル)
     委員9人が出席。伊藤久一委員長が「日沿道は予算がついたが、なかなか進まないのが現状。これまでの活動を続けながら粛々と完成を待てばいいのだろうか。また、横手から北上への4車線化も予算がついたが、いつ完成するのか。歯がゆい委員会活動だが、末永く活動は続けなくてはならないだろう。一方、道路についてはハードからソフト、いわば造られた道路をどう利用するかがテーマになっている。委員会の在り方を含め忌憚のない意見を出していただき、新年度の活動方針を固めたい」とあいさつした。
     引き続き、事務局が令和元年度の活動状況を報告した。第1回委員会(兼第6回会員例会)は9月6日に開催。国土交通省東北地方整備局道路調査官の田中誠柳氏が「道づくりと広がる可能性」と題して講演した。また、8月22日には伊藤委員長が新潟市で開かれた日沿道建設促進フォーラムに参加した。

    第2回道路整備促進委員会
    第2回道路整備促進委員会

     一方、新年度の活動方針については、各委員から「日沿道はつながってこそ道路が基本だが、あつみ温泉から新潟までの42キロの開通は難しい。また、新潟から東京まではつながっているので、日沿道については新潟県内ではほとんど無視されているのではないか」「県内経済の活性化には鉄路も欠かせない。これを抜きにして道路を語ることはできないのではないか」「新潟、山形、秋田の同友会で話し合いたいが、温度差があり、他県は話に乗ってこないという難しさもある」「先ごろ、政府予算で公共事業に力を入れるといっている。道路については新規以上に大変なのは維持。視点を変えないと前に進みにくい」「日沿道については、民間の力は限界が見えているのではないか。あとは政治力か」「日沿道の現状をより把握することが必要。そのために、地元の経済団体と話し合いの場を持ってはどうか」などさまざまな声が出た。
     次年度活動方針を一本化できず、次回の委員会を3月中旬に開催し、改めて検討することにした。

    PAGE TOP