一般社団法人秋田経済同友会の令和3年度通常会員総会が5月25日、秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれ、令和2年度活動報告・決算、令和3年度活動方針・予算の各議案合わせて4件を原案通り承認した。総会後の特別講演会では、日本銀行秋田支店の村國聡支店長と県医師会の小玉弘之会長、秋田経済同友会の平野久貴代表幹事をパネリスト、AKT秋田テレビの石塚真人社長をコーディネーターに、「ポストコロナ社会に向けて、秋田県経済の展望」と題したパネル討論を行った。
総会には会員131人のうち116人(委任状64人)が出席。堀井宣明専務理事・事務局長が総会成立を確認した定数報告の後、開会を宣言した。引き続き、佐川博之代表幹事があいさつ、その後、定款に基づき議長に就いた。
佐川議長は議事録署名人に尾形和雄、千葉利昭の両氏を指名し議事に入った。議案1号の令和2年度活動報告案、議案2号の同決算報告案は堀井専務がそれぞれ議案書の概要を読み上げた。決算では議案書の正味財産増減計算書予算比較表と決算説明資料をもとに、予算額と決算額の差が大きい科目を説明。引き続き、平野敬悦監事が4月20日に行った会計監査について「事業報告、理事の業務執行に不正はなく、計算書類等も財産の状況を正しく示している」と報告。2件を一括審議し、質疑はなく拍手で承認された。
議案3号の令和3年度活動方針案は堀井専務が提案し、各委員会の取り組み方針は各委員長、議案4号の令和3年度予算案は堀井専務が説明。両議案とも質疑はなく、拍手で承認された。
最後に、佐川議長が「以上で全議案の審議が終了した。皆さまのご協力に感謝する」と閉会を宣言した。