秋田経済同友会は創立30周年記念パネルディスカッション終了後、同ホテルで記念の懇親会を開き、会員ら64人が節目を祝った。
佐川博之代表幹事はあいさつで「実行委員の皆さんがボトムアップで記念行事を企画できたことが当会30年の成果と言える。地方は今、持続可能性を真剣に心配しなければならない状況にある。先ほどのパネルディスカッションでコーディネーターを務めた松田悦子さんが指摘した通り、困難にあるからこそ、われわれ経済人が手を携えながら県民に元気を与え、秋田をリードしていこう」と述べた。
パネルディスカッションで話題提供の創作漫才を披露した宮田陽・昇コンビが再び登壇。時事ネタや十八番を熱演し、会場を盛り上げた。宮田コンビとパネリストの陶山さなえさん、飯塚雅子さんには、実行委員長の清水隆成常任幹事からお礼の清酒が贈られた。
この後、斉藤永吉代表幹事の発声で乾杯。各テーブルには、30周年の記念品として「川連漆器のぐい飲み」を用意。そのぐい飲みで酒を酌み交わす姿もあった。会員たちは30年の歩みを振り返りながら懇談。平野久貴代表幹事の中締めで会を閉じた。
また、懇親会に開会に先立って、当会チャーターメンバーでもある伊藤久一常任幹事=8月23日逝去=の冥福を祈って黙とうした。